こんばんは。

ビューティーカタリスト®
田嶋直美(たしまなおみ)です。

日に日に日差しも強くなり
暑い日が続きますね。

この時期に大切なセルフケアといえば
キレイの常識「UVケア」ですよね。

紫外線による肌トラブルの一番の問題は
「老化の進行」です。

今回はそのメカニズムは一旦おいて
普段のスキンケアにかかせないサンスクリーン
の選び方のレッスンです。

紫外線のトラブルを避けるには
日頃からのUVケアが大切になりますが

みなさんは普段
何を基準に選んでいますか。

きっと、紫外線防止効果の高さを示す
数値や表示ですよね。

 

高い数値は肌の負担が大きくなるから
なるべく日常では低めの数値で
こまめに塗り直す。

 

これは既にUVケアの常識に
なっていると思います。

では、その真意はいかに？

【UVケアの知識のおさらいと知恵】

 

先ず紫外線は波長によって
UVA・UVB・UVCに分けられます。

それぞれが、私たちの皮膚に
どのような悪さをするのかというと

UVA…シワ・たるみ
UVB…シミ・ソバカス
UVC…皮膚がんなど最も人体への影響が大きい（オゾン層のおかげで届かないといわれていましたが・・・今回は割愛）

先日もお伝えしましたが
見ためがグッと老けて見えるのも、
改善に時間がかかるのも
“たるみ”です。

ということで、
大人女子が最も避けたいのは
老化の促進するのは「UVA」です。

それでは、これらを踏まえた上で
次に進めますね。

みなさんもご存知のサンスクリーンの
表示といえば「SPF」と「PA」

 

SPF（サンプロテクションファクター）は主にUVB の防止効果（サンバーンを防ぐ）を数値で示したもの。一般的にサンスクリーンといえば、SPFの数値を気にされる方が多いのではないでしょうか。

UVBは、皮膚に炎症を起こして赤くしたり
メラニン色素を増やしたりして、
結果的にシミ・ソバカスの原因となる光線です。

ではその数値の意味は？
（ご存知の方もおさらいですよ）

 

例えば、外で日を浴びたとき、
何も塗らないと約１５〜２０分で肌が赤くなり始めるといわれます（これは個人差があります）

２０分から赤くなる方の場合は
SPF３０だと、２０×３０で６００分（約１０時間）
肌が赤くなるのを防ぐ効果があるという意味です。

数字が大きいほど効果が高くなります。

それでは続いて、
大人女子にとって最も避けたい
老化を促進する波長「UVA」について。

 
UVAは肌の奥（真皮）に入り込み
老化の進行に最も影響のある波長です。

 

UVAを防ぐ強さを示すPAは
４段階あります。

＋（効果がある）
＋＋（かなり効果がある）
＋＋＋（非常に効果がある）
＋＋＋＋（極めて高い効果がある）

と、このようにSPFとPAの
役割は違います。

ぜひ、選ぶときの基準として
もう一度見直してみて下さいね。

さて、ここまでは選ぶ基準でしたが

サンスクリーンは
汗や皮脂でとれてしまうことはあります。

こまめな塗り直しが必要です。

といっても、
ノーファンデの方なら問題ありませんが
中々メイクをしている日中の塗り直しは難しいですよね。

 

そういう場合は、お化粧直しの時の
ファンデーションやルースパウダーを利用しましょう。

 

みなさん、ぜひ
お手持ちのファンデーションや
ルースパウダーの裏面を確認してみて下さい。

意外とサンスクリーン機能を
備えたものが多かったりもします。

そして見落としがちなのが
朝のメイクのときに
サンスクリーンを重ね付けしていること。

 

サンスクリーン＋下地（UVカットつき）＋ファンデーション（UVカットつき）

これだけサンスクリーンを肌の上に乗せていますから、レジャーや野外スポーツなど、非日常の時間を過ごさない限りSPFは３０前後のあれば十分です。

どんな環境で過ごすのか、
それにあわせて相応しい数値のものを選択しましょう♡

必要もないのに、
むやみに高い数値を選ぶ必要はありません。

次回は、肌負担に関係する
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤
形状のオススメ（クリーム・ローション）は？

ココについてレッスンを進めていきますね＾＾

 

では。

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